柳はみどり、花は紅

きらきら緑さんが好き

アーティスト「嵐」のここを聴いて欲しい!をまとめました

 

タイトルの通りです。

嵐って、まぁ、CD売れてるし知ってる曲多いし、いい曲多いよねー。

 

 

…で、終わらせないで欲しいのです!!

 

そこの貴方!!

ジャニオタの方も!!

嵐ファンの方も!!

そうでない方も!!!

 

人によって嵐へのイメージとか、感じることとか様々だと思うのですが、アーティストとしての嵐の魅力をもっと知ってもらいたい!!

 

と、いうことで、音楽やってる身からの観点でアーティスト「嵐」の魅力(歌に関することで)まとめてみました。

 

 

① 歌のパフォーマンスの進化がすごい

これは、昔の嵐の曲を聴いていただけると分かるのですが、歌がものすごく上手くなってるんです。どんどん。それも進化が止まらない。上手いの概念をどう捉えるかは人それぞれだし、様々あると思いますが、それでも表現力や技量は年々増しています。それに伴って、楽曲自体も素人が歌うには少し難しいテイストになりつつあります。シングルタイトル曲などは耳に入りやすい曲が多いですが、カラオケに行っていざ歌おうとすると難しくて歌えない。なんていう曲が多いのも、嵐の特徴かなぁと思います。それって、ものすごく画期的だと思うんですよね。だって、耳に入りやすくて覚えやすいのに、いざ歌おうとすると歌えない。要するに、嵐が歌うことで曲が成立する、っていうことです。他の人がカバーしようにも違和感ありまくりでできない、みたいな現象が起こると思うのです。たまに年末のカウントダウンでシャッフルして他グループの方が歌ってくれたりしてますが、いや、全然いいしそれもまた魅力だと思うのですが、どうしてかピンとこない、みたいな感覚になります。

 

② 逆に何を歌っても自分の物にしてしまう声質

先述したように、嵐の曲はなかなか歌いづらい曲が多くて、「嵐が歌うから成立する歌」みたいな楽曲が多いのですが、それに対して、逆に嵐は何を歌ってもなんだかんだハマってしまう。私はこの現象から、嵐を「カメレオンアーティスト」って勝手に呼んでるのですが、要するに嵐は曲とそのアーティストに合わせて何色にでも染まってしまうってことです。先ほども例としてあげた年末のカウントダウンのシャッフルで、嵐が他グループの楽曲を歌っても、「あれ?この人たちの歌でしたっけ?」と耳を疑うほど違和感がない。これは、この後話そうと思っている嵐の声質も関係していると思うのですが、なかなか難しいことだと思います。

でも、それが良いか悪いかということを論じようとは思っていません。自分たちにしか歌えない歌があるというのも素晴らしいことですし、それぞれに色があって個性があってこそ楽しいのが音楽の世界ですから。私から見る嵐の歌は、そういう感じですよっていうことです。

 

③ メインボーカルが目立たない

ここからは、嵐の声質について書いていこうと思います。嵐のメインボーカルといえば、ご存知、リーダー大野智。大野さんは、声の透明度も高くて技量もメンバーの中では一番高く突出しています。納得のメインボーカル。でも、大野さんの凄いところは、メインボーカルなのに目立たないことです。

メインボーカルは、通常、歌の技量がある人が担うものですが、その他に特徴的なことと言えば、技量があるが故に目立つということ。これが悪いというわけではなくて、グループアーティストにおいてこれは普通のことで、逆にそのメインボーカルの声質でグループ全体の歌声の印象が決まってくる、いわゆる要のようなものだと思います。

例えば、ジャニーズで言うと、関ジャニ渋谷すばるくん、NEWSは手越祐也くん、Hey!Say!JUMPは、人数が多く、わたしも詳しいわけではないので確実なことは言えませんが、センターであることとソロパートが多いこと、そのソロパートを聴く限りの技量から見て山田涼介くんがその役割を担っているかと思います。渋谷くんや手越くんは、特徴的な声質と高い技量で、グループ全体の歌の印象をつくり、引っ張っているタイプ。山田くんは、どちらかというと多くのソロパートを担う花形タイプ、という感じ。

それに比べて、大野さんは目立たない。昔は、ソロパートは他メンバーよりも多く、「ザ・メインボーカル」という感じでしたが、徐々にそのイメージは薄れてきました。大野さんの歌声は、どちらかというと嵐の歌の軸となっているイメージ。そこに、嵐らしさをプラスしていくのは、他のメンバーの歌声なのです。

でも、目立つべきところは目立つのも大野さん。未だ、メンバーの中でフェイクを担当するのはほとんど大野さんです。二宮くんもフェイクを担当することが多いですが、あの短いフレーズの中でたくさんのパフォーマンスを仕掛けている大野さんのフェイクの方が印象に残りますね。

 

④ ユニゾンの嵐とハモリの嵐

昔から、一曲を通してユニゾンが多い印象でした。それもまた、嵐らしくて良いなと思っていたのですが、最近はハモリのイメージも強いです。これは、数年前から、低音パートに潤くん、高音パートに二宮くん、そして、最近では、ファルセットパートに相葉くん、という「明確な役割」が確立されたことが一つの要因かと思います。この役割は、それぞれの声質に非常に合っていると思います。

低音域に安定感があり、その音域で声が通りやすい声質をしている潤くん。ここ最近の楽曲では、全てにおいて下ハモを担当しています。

高音域に安定感があり、その音域で声が通りやすい声質なのは二宮くん。大野さんも、比較的高音域に安定感がありますが、声がより通りやすく耳に届きやすいのは二宮くん。嵐の楽曲においては、かなり前から、上ハモをほとんど二宮くんが担当しています。(たまに相葉くんだったり大野さんだったりもします)

最近になってファルセットパートを担うようになったのは相葉くん。ファルセットパートは、コーラスとかではなくて、メロディーラインの裏で聞こえるような、普通ならあまり目立たないパートのようなものですが、何しろ相葉くんの声質はファルセットが耳に届きやすい。普段なんとなく聴いていた歌も、なんとなく耳に届いていたパートが、よく聴くと相葉さんのファルセットだったりします。

嵐のそれぞれの声質から考えても、5人はとてもバランスが良いので、ユニゾンでもその魅力を発揮します。ですが、最近の曲を聴く際には、ぜひハーモニーに注目していただきたいです。

 

⑤ 翔さんによるラップ

翔さんは、ある時から自分でラップ詞を作詞するようになりました。(デビュー当時は作詞をしていません)

サクラップ」と呼ばれる翔さんのラップには、正直いろいろな意見が聞かれます。でも、嵐の楽曲という観点から見ると、翔さんのラップのアプローチの仕方はとても魅力的であると思うし、私はラップについてはまだまだ勉強中で何も言えることはありませんが、カッコいいな、と思います。

私は、ヒップホップ系も好きで聴くので、イケイケな感じのバリバリなラップも好きなのですが、嵐の曲のために書き、歌っているであろう翔さんのラップも好きです。

 

⑥ 不思議な聴きごこち「え」段

これは本当に謎というか、でもみなさんもきっと共感していただけると思います、嵐の「え」段!!

これは何かというと、嵐が歌う「え」段に謎の安定感と聴きごこちの良さがあるという話です。いや、本当なんです!一回何でもいいから嵐の曲聴いてみてください。嵐の歌う「え」段って、最高に「嵐」!!なんです!!!

何なんでしょう、あの良さ。…不思議です(笑)

 

⑦ メインボーカルはいてもメインはいない

大野さんのメインボーカルの話はすでに書きましたが、やはり嵐の歌の特徴は、メインがいないということではないでしょうか。パフォーマンスにおいて、センターがいないということにもなりますが。昔はやはり、大野さんのソロパートが多かったのですが、今や全員が同じだけのソロパートを担い、曲のタイアップによってソロパートの比重が変わる。何回聴いても何曲聴いても飽きないのは、こういったところも影響してくるのかなぁ、なんて思っています。

 

 

メインがいる、いないとか、センターがいる、いないとか、それに良い悪いをつける必要はないと思うし、私自身つけていません。きっと、嵐にはこの形が一番合っていたのだろうな、と思います。

 

 

 

 

話は変わりますが、昨日、関ジャムでアニソン特集をやっていて、ぜひアニソンを聴かず嫌いになって聴かない人にも騙されたと思って聴いて欲しい!と思いました。アニソンって、本当にいい曲たくさんあります。私もアニソン好きですし、カラオケで歌いますよ(笑)

 

基本的にどんなジャンルも聴きますし、どんなアーティストさんの曲も聴きます。

最近は欅坂46さんの二人セゾンにハマって鬼リピしています。いいですよねー。サイレントマジョリティも好きでしたが、二人セゾンにはハマりました。

あとは、凛として時雨も最近よく聴いてます。ミュージカルも好きで聴きますねー。gleeの楽曲とかはずっと聴いてます。大好きです。

 

 

…と、まぁ、最後に最近の私の音楽ライフの話をして(笑)

今回はこの辺で。