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「歌が上手い」とは何か?

 

以前、某番組で紹介された「歌が上手いと思う男性アーティストランキング」で1位を獲得した大野さんに対するスタジオの反応をめぐり、ツイッターであれこれと騒がれていました。

 

このことに関しては私はツイッターであまり触れないようにしていましたが、この際なので…。せっかくなのでね。思うところを書いてみようと思います。

 

大野さん、歌上手いですよ。確実に。

 

ただ、多分この企画自体、一般人が回答したリサーチをもとにランキング付けされたものなのかなと思いますが、ほとんどの人が「音を外さない」=「聴きやすい」=「歌が上手い」という固定概念を持っている気がするので、歌の上手さにランキング付けるなら、せめて業界人に回答してもらってくれっていうのが私の1番の感想でした。

 

カラオケで高得点取る人が歌が上手い人。

音を外さない人が歌が上手い人。

声が綺麗な人が歌が上手い人。

 

こういう、一つの要素だけでイコール歌が上手いに結びつけている人が多いのではないでしょうか。

 

 

もし、「歌が上手い人」を選ぶとするならば、そこには歌を歌う上でのたくさんの要素を考慮するべきです。

 

例えば、

 

1.幅広い音域で綺麗に発音・発声できる

2.曲の世界観に合わせて歌い方を変えられる

3.たくさんの表現技術を持っている

4.リズム感が良い

5.ロングトーンができる

6.パフォーマンス性がある、個性を出せる

 

 

音を外さない以外で、ざっと思い浮かんだ項目だけでもこれだけあります。

こういうものをたくさん持っていたり、何かが卓越していたり。

人によってそれは様々だと思いますが、それがあれば確実に「歌が上手い」人なのです。

 

 

アーティストの中で誰が一番歌が上手いとか、そういうの、実際関係ないと思うんです。

だって、それぞれが、それぞれの想いを持ってその歌を歌っていて、聴き手もそれぞれの想いを持って聴いているわけですから。そこにランキングを付けようなんて、あまり意味がないんじゃないかと思います。

 

だから、大野さんの歌が上手いことは確かだと思いますし、嵐さん5人も確実に上手いと思いますが、それが1位だとか、2位だとか、そんなことを争うのはナンセンスではないですか?

 

音楽は、音を楽しむものです。

音を楽しんでいる人が歌う歌は人の心に響くものですし、音楽に真摯に向き合う人が奏でる音楽は聴く人の心に残るものです。

 

もう少し、音楽の根っこみたいな、そういう所をちゃんと見て欲しいなと思います。

 

どのアーティストさんも、音楽に対して真摯に向き合っているはずなのですから。

 

 

 

それでも歌が上手い人をあげてくださいって言われたら…。

そうですね。私如きがランキングなんてつけられませんが、嵐さんは皆さん上手だと思います。それぞれ自分に合った表現方法を持っていますし、それをちゃんと分かって歌っていると思います。確かに、5人の中で技量が突出しているのは大野さんです。

まぁ、嵐さんの歌声に抱くわたしのイメージというものは、また追々書こうと思います。

 

ジャニーズ以外で、と言われたら、女性アーティストで今注目しているのはAnlyさんです。表現力も豊かで、いい歌い手さんだなぁと思います。「太陽に笑え」という曲が、とても良いです。ぜひ、聴いてみてください。

 

 

なんだかまとまらなかったけど。

次はちゃんとテーマを決めて記事書きますね。